こんにちは、つむぐ (@usapan_famille) です。
この記事では、
産休前に有給休暇(有休)を取りたいなと考えているプレママさんの
- 有給休暇が余っているんだけど、産休前に有休を取るのっていいのかな?
- 産休前に有休をとった人の体験談を知りたい
- 産休前に有休をとる予定だけど、気を付けないといけないことってある?
といった疑問に、
第二子妊娠中に、産休前の有給休暇を取っていいのかと実際に悩み、
結果、取得することにした二児のワーママがお答えします。
産休前に有給休暇を取るのっていいの?
結論としては、産休前の期間は通常の労働期間と同じなので、
産休前に有給休暇を取ることは、制度上の問題はないということになります。
産休とは一般に産前休暇・産後休暇を指しますが、
この記事の中では産休=産前休暇とします。
労働基準法では、出産する予定日の6週前(多胎妊娠の場合は14週前)から産休を取ることが可能です。
私の場合:第一子のとき
私の場合、第一子のときは、法定どおりの出産予定日の6週前からお休みに入りました。
部署で初めての産休取得ということもあり、上司も私も初めて尽くし。
「ギリギリまで働きます!」と意気込んでいたために、
プロジェクトを引き継いでくれる後任のかたもなかなか決まらず、
結局ぎりぎりまでプロジェクトのメイン担当として働いていました。
残業もかなりしていたため、
身体的なしんどさからおなかの張りもかなりあり、
夫も心配気味…。
「この仕事は私にしかできない!」と、
当時思い込んでいた私ですが、
一番大事な”子どもの安全”をないがしろにしてしまっていた
と今では思います。
仕事をする人の代わりはいくらでもいますが、
お腹の子の母親は自分ひとり。
正直に、周りにヘルプをあげれば良かったなと後悔しています。
私の場合:第二子のとき
第一子ときの経験から、
第二子の妊娠では、
なるべく早めにお休みに入るぞと決意。
もともと第二子の妊娠を希望している旨を上司に伝えていたので、
少し早い報告ではありますが、
胎嚢が確認された時点で、
妊娠の可能性がありますという話を上司にしました。
その後、
出産予定日が決まった段階で、
妊娠後期の体調に不安があることを伝え、
法定の産休期間が開始する前に有給を一か月ほど取りたいと申し出ました。
“なんて言われるかな…そんなことされると困るって言われたらどうしよう…”
と話すまでは不安でいっぱいでしたが、
“体調が優先!早めに言ってもらえて助かりました”
と上司はこころよくOKしてくださり、
業務の調整や引継ぎのプランなどを
早めに検討することが決まりました。
正直に伝えて良かった…!と一安心。
同僚に対しては、
担当者が変わることで影響を受ける度合いが高いチームメンバーから順に、
胎盤が完成し始める14週前後、
いわゆる安定期にさしかかる頃に、休みに入る時期を伝えていきました。
有給を重ねることについては、
同僚には出産予定日を聞かれない限りは伝えませんでした。
リソースを管理する立場の上司には共有をしていますし、
そのあたりは同僚にはわざわざ言う必要がないと考えたからです。
個人的には、同僚には有給休暇開始日から産休に入るとだけ伝えればよいと思います。
働いている会社の雰囲気・職種・上司や周りの同僚との関係性など、
あなたとわたしの状況は違うかもしれません。
ただ、ご自身がギリギリまで働くことに不安がある場合は、
なるべく早い段階で、まずは正直に上司に相談してみましょう。
部下や社員のことを親身に考えてくれる会社・上司であれば必ずサポートをしてくれるはずです。
産休前に有給休暇を取るときの注意点
産休前に有給休暇を取るときの注意点は大きく2つあります。
1: 産休育休明け後、有給休暇がないことで困ることがないか確認しましょう
復職したママ・パパが直面する、子どもの体調不良問題。
保育園に通うと、必ずと言っていいほど子どもは体調を崩す頻度が増えます。
そして、乳幼児の体調不良は意外と長引いたりするものです。
そんなときに、ママ・パパは子どもの看病のために仕事を休まねばなりません。
保育園にもよりますが、登園できる基準が厳しい園の場合、
一度熱がでると最低でも2日休みをとらないといけないなんてことも…。
会社の制度を確認し、
職場復帰する年度に今残っている有給の繰り越しができる&子どもの看病のために使える休みが有給休暇しかない場合、
ある程度の有給休暇を残してお休みに入るほうが安心です。
病児保育やシッターなどの利用が可能であれば、親がこどもの体調不良のたびに有給を使って休む必要はありません。お住まいの地域で病児保育をやっている場所や費用、シッターを頼む場合の利用料などについては、ぜひ子どもが産まれる前に調べておきましょう。有給休暇を使う以外の選択肢があるのであれば、今のあなたの状況を優先しても良いと思います。
2: 休みに入る時期は早めに上司・周りの同僚と共有しましょう
休みにはいる時期を周りに早めに伝えておくことで、上司・同僚それぞれにとって、次のメリットがあります。
上司は業務量の調整や引継ぎのプランを早めに考えることができ、引継ぎ時や引継ぎ後の周りの同僚への負担が減る
同僚は、大事なマイルストーンが休みに入る前に完了するようにスケジュール調整したり、あるいは後任着任後に延期したりなど、余裕をもって担当者変更による影響を検討することができる
上司への早めの共有はもちろんですが、
同僚への早めの共有については、
特にチームで働く、プロジェクト単位で働くかたにとっては大事なことだと思います。
何が起こるか分からないのが妊娠と出産。
ですが、最悪のケースを想定し、
周囲への共有について後手後手に動いてしまうと、
会社での引継ぎがスムーズにいかず、
希望の時期にお休みに入れない可能性もあります。
自分の中で納得のいく最も早いタイミングで、
休みに入る時期を上司・周りの同僚と共有することをおすすめします。
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以上、
- 産休前に有休を取ってよいのか
- 産休前に有休をとった私の体験談
- 産休前に有休をとる際の注意点
をお伝えしました。
参考になれば、嬉しいです。
ではまた!
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