こんにちは、ぱんです。
新生児の夜中のミルク育児とっっっても大変ですよね。
この記事では、
- 新生児の夜中のミルク育児を楽にして睡眠時間を確保したい
- 新生児のミルク育児の大変さを知りたい
といった悩みを我が家の実体験にもとづいて解決します。
楽にミルク育児をするために必要なものを早く知りたい方は、以下の記事をご確認ください。
パパは母乳をあげることはできませんが、代わりにミルクをあげてママの負担を減らすことはできるので、パパにも記事を読んでもらえればと思います!
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新生児の夜中のミルク育児が大変なわけ
新生児の夜中のミルク育児が大変なのは、
なんといっても授乳間隔が短いからです。
胃がまだ小さい赤ちゃんは一度にたくさんの量のミルクを飲めず、夜中でも平均3時間おきに起きてはミルクを欲しがるのです!
5~6時間は寝てくれるラッキーな家庭も、1時間~2時間ごとにおきてしまうとっても大変な家庭もあるようです。
正直、この事実はあらかじめ知っていましたが、
くらいに思っていました。
ですがそんな甘い考えはすぐに打ち砕かれました。
その理由を2つ紹介します。
(理由その1)新生児はミルクを飲むのが遅く20~30分かかる
当然ですが、新生児は80cc程度のミルクをとっっってもゆっくり飲むのです。
3時間おきにミルクを飲むといってもミルクを準備する時間、哺乳瓶を片付ける時間、寝付くまでの時間もあるので、寝てから次起きるまで実際は2時間ほどしかなく、「3時間寝れるならいいか」という甘い考えは打ち砕かれました。
「対策1:眠る前は母乳でなくミルクを多めにして授乳の間隔を長くする」
では、この間隔を長くするための技を紹介します。
(理由その2)起きてからミルクを作るまでの間、赤ちゃんは静かに待ってはくれない
これも当然ですが、ミルクを欲しがる赤ちゃんは、2時間こまぎれ睡眠の我々に対して優しく
などと言ってはくれません。
この世の終わりかというくらいに泣き叫んでミルクを求めます。
そんな中で、
- お湯を沸かし(待ってね・・)
- 粉ミルクを入れ(待ってね・・・)
- お湯を入れてかき混ぜて(待ってください・・・)
- 40℃まで水につけて冷ます(ごめんなさい、まだ冷めてないんです・・・)
という工程を行うのです。
赤ちゃんがしっかり元気に泣いてくれるのはいい事と頭では分かっていても、睡眠不足で眠いなか、我が子のすさまじい泣き声に申し訳なさを感じるうえ、その準備時間が自分の睡眠時間を削るのは精神的になかなかこたえます・・
「(対策2)素早くミルクを作るための裏技①」
「(対策3)素早くミルクを作るための裏技②」
「(対策4)素早くミルクを作るための裏技③」
では、この地獄の時間を短くするための技を紹介します。
おススメの夜中のミルク育児の対策
大変なミルク育児を楽にするための対策を4+1つ紹介していきます。
(対策1)眠る前は母乳でなくミルクを多めにして授乳の間隔を長くする
これは3時間おきに起きてしまう赤ちゃんに、少しでも長く寝てもらうための技です。
方法は簡単で、夜パパとママが寝る前の最後の授乳は母乳でなくミルクにし、その1回はいつもより少しだけ多く飲んでもらうことです!
こうすることで、個人差はありますが通常より1~2時間長く寝てくれることが期待できます。
実は、ミルクは母乳より腹持ちがいいことが知られています。
腹持ちのいいミルクを少したくさん上げることでおなかがすくのが遅くなり、長く寝てくれるようになります。
(対策2)素早くミルクを作るための裏技①
これは精神的睡眠につらい上に睡眠時間を圧迫する、ミルクを作る時間を短くする技です。
ミルクを作る時間を短くするには、寝る前に
- 電気ポットで(できれば90℃)お湯を作っておく
- 起きる回数分の哺乳瓶(2~3本)に必要量の粉ミルクを入れておく
- 赤ちゃん用の純水(ない場合は軟水のミネラルウォーター)を冷やしておく
の3つを準備をしておきましょう。
そして、赤ちゃんが起きた時に用意済みの哺乳瓶に、
- 必要量の3/5程度の量※1のお湯を入れて粉ミルクを溶かす
- 残りの2/5程度の量※2の純水で薄める
※1 100ccミルクを作る場合は60cc
※2 100ccミルクを作る場合は40cc
とほぼ冷やさなくてもミルクが完成し、すぐにミルクをあげることができます。
これでかなり時間短縮ができるはずです。
ミルクを作るときのお湯と純水の比率は、作れるお湯の温度や気温によっても左右されるので、調整してみてください。
この方法では寝ている間の分の哺乳瓶は準備しているため、飲み終わったの哺乳瓶は水を貯めた洗面器などに漬けておくだけにし、朝まとめて洗えば哺乳瓶を洗う時間も睡眠時間として確保ができます。
(対策3)素早くミルクを作るための裏技②
これもミルクを作る時間を短くする技です。
我が家ではこの方法を知るタイミングが遅く実践できませんでしたが、もし次回があれば絶対に実施したいと考えている驚きの方法です。
こちらの対策では、寝る前に
- 必要量の3/5の量※で濃い目のミルクを起きる回数分の哺乳瓶(2~3本)に作って冷蔵庫で保存しておく
- 電気ポットで(100℃の)お湯を作っておく
※ 100ccミルクを作る場合は60cc
の2つを準備しておきましょう。
そして、赤ちゃんが起きた時に濃い目のミルクが入った哺乳瓶を冷蔵庫から取り出し、残りの2/5程度の量※のお湯を加えます。
※ 100ccミルクを作る場合は40cc
たったこれだけでもう飲めるミルクが完成します。
ミルクを作るときのお湯と純水の比率は、作れるお湯の温度や気温によっても左右されるので、調整してみてください。
この方法では寝ている間の分の哺乳瓶は準備しているため、飲み終わったの哺乳瓶は水を貯めた洗面器などに漬けておくだけにし、朝まとめて洗えば哺乳瓶を洗う時間も睡眠時間として確保ができます。
これは、世界保健機関(WHO)及び国連食糧農業機関(FAO)が発表した「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」でも紹介されている、「ミルクは常温だと2時間しか保存できないが、冷蔵保存だと24時間保存が可能」ということを利用した技となっています。
(対策4)素早くミルクを作るための裏技③
これはミルクを作るのではなく、既製品を購入することで対処するという技になります。
ミルクは粉ミルクだけではなく、
- 紙パックにそのまま飲めるミルクが入ったもの
- 缶ミルクにそのまま飲めるミルクが入ったもの
も販売されています。
しかも、紙パックや缶に付けるための乳首やアタッチメント(通常の哺乳瓶の乳首をつけるためのもの)も販売されています。
これであれば、赤ちゃんが起きた時に、ただパックや缶を開けて乳首を取り付けるだけでミルクが飲めるためかなりの時間短縮が可能です。
乳首も水を貯めた洗面器などに漬けておくだけにし、朝まとめて洗えば片付け時間もかかりません。
ちょっとずるい技ですがつらいときには使える方法です。
ただし、粉ミルクと比べると値段が高いため、我が家では本当につらいときにスポットで活用していました。
赤ちゃんが常温のミルクが嫌いな場合もあるので、本当につらいときが来る前に一度赤ちゃんが飲めるか確認しておくと安心です。
(番外編1)添い乳で負担のない授乳を
ミルクではないのでパパにはできない技ですが、夜中も母乳をあげているケースには添い寝したまま赤ちゃんに母乳をあげるのが体力的に圧倒的に”楽”ということです!
日々で大変お疲れとは思いますが、授乳中に寝てしまって赤ちゃんにのしかかり、赤ちゃんが呼吸ができなくなってしまうという事故がないように、十分に注意してくださいね。
(番外編2)夜中にキッチンまで行くのが面倒な場合は・・・
我が家では第2子の誕生後、寝室からキッチンが遠くキッチンが行くのも面倒という結論に至りました。
かといって対策4の既製品を大量購入する金銭的な余裕はなかったため、以下のセットを寝る前に寝室に準備しておいて、対策2のすべての対応が寝室で完結するように工夫しました。
- 魔法瓶に入ったお湯(朝まで温度が下がらないことは十分にご確認ください)
- 1回の必要量の粉を入れた哺乳瓶(夜間の授乳回数分)
- 赤ちゃん用の純水(500mlペットボトル)
キッチンに行くのも大変な場合は有効な手段ですので、ぜひ試してみてください!
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以上、夜中のミルク育児を楽にする方法を紹介させていただきました。
この記事で紹介したミルク育児をするために必要なものと準備の時期については、以下の記事をご確認ください。
また、夜の育児を両親で分担できる場合に使える、睡眠不足を解消するためのノウハウについては、以下の記事をご確認ください。
この記事で、皆さんのミルク育児が少しでも楽になれば嬉しいです。
では、また!
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